ペタンク提言ヘラクレスの一矢 2001年3月9日(金)
文中緑色文字部分は、村瀬氏がHPを見られて補筆を依頼された部分です。
(追補)日本ペタンク協会常任理事辞任の顛末

 

 日本ペタンク協会の常任理事でいることに意味を感じなくなって辞任をしたのですが、辞任の顛末を率直に書きます。
 日常的におこなう生涯スポーツペタンクは、奥の深さはあるものの、たかが、子どもから、高齢者まで一緒にできる遊びの世界です。それにも関わらず、用具から得る利益の追求、競技者のランク付け、など、愛好家にペタンクへの関わり方にまで、規制して運営をする方向が露骨になって、本来の意図が私が理想とするところと大きくずれてきたことにあります。
 私がペタンクの普及活動を始めたころは、周辺に若い人たちも多くて、各地の行事に参加しても、フランスのスポーツを楽しんでいる手応えがあったのです。

 現状では、ねんりんピックを協会系で第1回大会からおこなって来たためか、愛好家は、ますます高齢化してきました。公表していませんが、20代の会員数は、おそらく全会員数の1%以下でしょう。
 
県協会の事務局に、ファックス送信で行っている『FJP通信』では、老人クラブへの接近(働きかけ)が報じられているようですから、ゲートボール愛好家が少なくなった後の老人クラブスポーツに、ペタンクを売り込んでゆく方針のようです。お金持ち高齢者がターゲットにされている状況です。
 
 日本協会の運営が現理事長山崎氏、常任理事(専従)北林氏の二人だけの方針で決まること、それに加えて、山崎氏個人から協会が
(会員が)借りたことになる借金の額が、増えこそすれ減ることのない状態の運営の不思議と、そんな状況に何も疑義を唱えない理事や代表会員が多すぎることに薄気味悪ささえ感じて来たのです。
 実際には、
日本ペタンク協会が、日仏文化協会から別れた理由が、全国の会員に正しく伝わっていれば、現在の日本ペタンク協会は存続できなかったことでしょう。日本ペタンク協会30周年は、平成6年で途絶えていると考えるべきでしょう。

 
10年ぐらい前までは、支部協会の役員構成にも世代間交流が出来るように配慮して、20代30代も役員に入れるような条件さえあったものが崩れて、協会が売るボール以外は認めない。他の組織との交流は認めない。会員でないものは行事参加費にも差をつけろ。など、露骨な運営指導が表面にでてきました。
 
全国健康福祉祭ペタンク交流大会。全国レクリエーション大会。などを後援や指導する組織にそぐわない団体です。
 こういうことは、すべて、「組織運営に必要な資金を得るため」という大義名分によって認めざるを得ない状態でしたが、目的が利益追求だけになってしまったことは、日本のペタンク普及にとって残念な状況になっています。

 
 ペタンクは国際的な公認システムで、公認球は数社のメーカーがフランスに存在し、日本では団体ごとに取り扱える(仕入れることができる)メーカーがあるのです。
 従って協会が仕入れることができるメーカー以外は、国際的に公認されているボールであっても、すべて協会では未公認球ということにしています。
 公的機関から日本ペタンク協会に問い合わせがあると、「国際公認球なら公認球です。」と答える。支部協会事務局が公的機関から問い合わせを受けると、「未公認球です。」と答えざるを得ない。そんな状況を作りだして、支部協会の行事案内には、日本ペタンク協会公認球による大会。と明記したものをだけを、公認大会とする。などとしていますから、会員やペタンク愛好家はどうにでも操れる存在として馬鹿にされているわけです。

 さらに、行事参加
費にまで差をつけることで、日本ペタンク協会公認大会として認定する。などという指導さえはじめました。
 
もっとひどい公認料の徴収
 他から購入したボールには
5000円を払えば公認球として扱い、公認カードを発行する。などなど役員の口から会員に伝えさせるのです。
 
そのような方針が理想としての方針ならば、全会員に配布する会報の『FJPニュース』などで会員の末端まで伝えるべきですが、それはしないで、片隅に少し書くという狡猾な手段を考えるのです。

 このような方針に従う、愛知県ペタンク協会の現状は、私の理想に遠く、県協会の役員も辞任することを決意したのですが、そこに絡んでいろいろな問題が噴出しました。
 そのおおよそのことは
『愛知県ペタンク協会と私』で触れました。
 日本ペタンク協会の方針の容れられない部分を愛知県全体を見ながら運営をする改革案として
委員会制度をフランスにならって試みることを考えた私を、日本ペタンク協会の山崎、北林両氏は危険人物として愛知県の会長や現副会長らを操ったことが、愛知県協会問題をいっそう複雑なものにしています。
 辞任して1選手としてやると言うものを、除名だ、更迭だ、退会したんだ。という(いいたい)会長等と、野放しにしたら他の団体を愛知県につくる。
その団体はもっとも接触されては困るS&L社や村瀬と結びつく。それを阻止する必要がある。とする日本協会でやりとりがあったようです。

 そんな日本ペタンク協会山崎、北林両氏の動きは、それなりの理由があったことが最近になって判明したのです。

 それは、平成6年まで、日仏文化協会に日本ペタンク協会があって、S&L社を用品販売会社として、理事長の村瀬良臣氏が実質的なオーナーで、副理事長の山崎氏を信頼して顧問として協会の運営をまかせていたものが、S&L社が赤字になってしまった。つまり、日本ペタンク協会の運営が立ちゆかなくなったのです。山崎、北林両氏は、S&L社を離れて別のところで二人で協会の運営はやる。ということになった。そんな事態が生じたのです。
 しかし、S&L社の赤字転落の原因が、法人格のない所在地が2転3転する架空のピコエンタープライズという会社を山崎氏がつくって、ボールケースやビニールサークルを製造会社から直接仕入れないで、実態のないその会社から購入したことにして、多額の中間マージン(900万円近い)を得て、北林氏と山分けしていたことが発覚し、損害をS&L社に与えたことが原因だったのですからS&L社の経営ををまかされて、骨までしゃぶって、今度は二人で好きなようにやれる日本ペタンク協会でやろうと始めたのが、現在の日本ペタンク協会だったのです。フランスのボール会社に虚偽の連絡をして、自由にボールが購入できるあてもできて、満を持しての日仏文化協会からの離脱だったようです。

 しかし、完全犯罪にはならなかった。山崎、北林両氏の離脱後、仕入れを担当したH氏が、ボールケースの仕入れ価格があまりにも高価であることに気づいて、伝票を調べて発覚したのです。
 村瀬氏は、すぐフランスに連絡して、真相を伝えてボールの輸入ができないようにした。
 どこからも、ボールが買えなくなったときに、ブール・ノワール社のボールを輸入する日本の商社が出てきて、それに飛びついたというのが、現在ただひとつ、公認球カード無し公認球のブール・ノワール社のボールです。
 そんな状況の中で、たくらみが発覚して、当然ながら告訴されて裁判になった。
 その裁判が昨年(12年2月)山崎側の敗訴・和解・返金で結審していたことが判明したのです。
 この時期が、私が役員を辞任して、現在の愛知県の役員。県会長や副会長、理事長等が、私の扱いで右往左往していた時期とピタリと一致するのです。

 
 さらにそのころ、私が協会の役員を辞任したことを知った日本ペタンクリーグの清水三雄氏や村瀬良臣氏が、私に会いたがっておられることを、私は、協会の山崎、北林両氏に伝えていました。
 伝えていた理由は、当時の私は役員を辞任はしましたが、退会する意志はまだ無かったことと、15年近く付き合ってきた山崎、北林両氏をまだ信じている面があったからです。
 ただ、私が、清水氏や村瀬氏に会うことを極度に恐れていることは感じていました。北林氏が夜の電話で半泣きの状態の声で、「どうしても村瀬に会うのか」と聞いてきました。さらに「私のプライバシーについてだけは絶対に話してくれるな」というのです。私は「私が北林さんのプライバシーの何を知ってるんかな」と聞き直したぐらいです。
 そんなことが、会うとは言いながら、すぐには村瀬氏に会わなかった理由でもあるのです。また、村瀬氏が渡仏中ということもありました。
 この裁判にはもう一つのことが絡んでいます。それは、日本ペタンク協会という名称とペタンクという名称は村瀬氏が商標登録をしており。不法行為で別れた山崎、北林両氏の団体(現協会)には使わせない。という告訴も含まれていました。それに対抗するため日本ペタンク協会は、弁護士の着手料を払うと言うことで、協会予算で支出していたという記憶があります。
 団体名称の権利争いが、協会側として、予算として支出名目がついて、裁判の隠れ蓑になった結果になりました。
 この名称に関する訴訟は、団体の名称については使用が認められるという判決で和解しています。用品や印刷物については『ペタンク』は使用できないということで和解が成立しています。
 このことは、機関誌の名称が『ペタンク』から『FJPニュース』になったことが裏付けていますし、日本ペタンク協会という名称も権利は村瀬氏に残ったままですから、組織が二つ同じ名称で存在しても、やむを得ないことになります。
 
 問題は、実態の無い会社ピコエンタープライズの方で、900万円近い損害金額はS&L社にしてみれば死活問題の金額でしたでしょう。

 当時、S&L社は毎年日本ペタンク協会に800万円近い協賛金を出して、協会活動を支援していました。

 「日本選手権に毎年拠出する100万円が出せないと村瀬がいうから独立した」とか「日仏文化協会のフランス語発音矯正機器の導入失敗の穴埋めで、村瀬がS&L社の利益を流用するので日本ペタンク協会の面倒をみることを止めた」ということを山崎氏から独立の理由として聞かされていました。
 この件に関して、村瀬氏に尋ねたところ、機器の導入に失敗したこともなく、S&L社の利益を流用したなどはまったくのでっち上げですとのこと。

注:機器についての村瀬氏の説明【このフランスの聴覚改善メソッドは、外国語の苦手な日本人にとってはたいへん効果的な学習法。現在、ビジネスマンの英会話学習熱の背景もあり、東京と大阪に世界でも有数の機器を備えるセンターがあり、また名古屋外国語大学などにも導入され、日本の外国語教育の中でもたいへん注目されているようです】
 
 以上はS&L社対山崎氏の問題で、裁判で争われたのは両者に関することなのですが、付随して露呈した問題の方は協会全会員に関する問題です。
 裁判で、裁判所から提出を命じられた書類の中に、日本ペタンク協会でも無く、S&L社でもない、エフ・ジェー・ピー北林貞司名義の預金口座が存在して、ピコエンタープライズ山崎氏から、山分けの証拠となる振り込みが頻繁にあるのです。
 このピコエンタープライズという幽霊会社に関することは、村瀬氏対山崎氏のことですが、関連して問題なのは、その他の入金が北林氏対協会会員の問題になることです。
 振り込まれている旅行社や会員または愛好家らしい人たちからの振り込み、現金の入金など理解に苦しむ振り込みも多くあることです。とても給料やへそくりの入出金ではなく、どうも併行輸入の形の別口輸入で、S&L社名で売らないで、エフ・ジェー・ピー名で売ったものの入金らしいのですが、証拠調べがされているわけでもありませんのでこれは想像です。
 伝票がパソコン処理されるようになったのもそのころです。
 二人で協会の運営をやれば、もっと自由に会員から吸い取れる。監査もなにもわからない会員を役員にしてやらせればよいというのがS&L社から離れた本当の理由でしょう。フランスからのボールの仕入れについても直接購入できるように手段を講じてからの離脱だったようです。
 日本ペタンク協会の現役員や代表会員は、こういった日本協会の体質が、現在にどう繋がっているかを調べる必要が大いにあるのです。それが会員に対する義務だといえます。
 つまり、S&L社の告訴は対山崎氏であったとしても、この裁判が山崎氏の敗訴、和解、返金という決着がついたことであっても、そこに露呈した日本協会の会員にたいする背反行為は、まだ、なんの決着も付いていないのです。
 平成6年に、現在の日本ペタンク協会ができた経緯はいったい何だったか、山崎氏から何故多額の借金をしてまで、現在の協会がつくられねばならなかったのか、いくらボールが売れて、会員数が増えても、会費を倍額に値上げをして、さらに寄付金まで支部協会が集めなければ、運営できないという、現在の、【山崎、北林日本ペタンク協会】の本当の姿を、役員や代表会員は調査し、見極めて、全会員に伝える義務があるはずです。
 もっと詳しいことを知りたい方はS&L社か村瀬氏に直接お聞きになれば明白になることでしょう。 

協会が日本ペタンクリーグへの行事参加を極度に嫌う理由

 愛知県の練習会にも顔を出さないでいる私であることを知ってかどうか定かではありませんが、
 私に他の会員を接近させるなという指図があったと想像できます。
 会長が、伊奈に会う奴は首だ。電話もするな。というようなことを言ったり、いままで私に協力していた役員には謝罪をさせたり、ということが聞こえてきました。
 その一方で、私を、協会に繋いでおけ、止めさせるな。であったりもしたようです。それが形だけの名誉会長職を与えた結果になったと私には読めるのです。

 日本ペタンクリーグを悪者扱いにして、ペタンクリーグの行事に参加する奴は除名だ。という状態になったのも、裁判に敗訴して会員に対する背任行為が露呈し、日本ペタンクリーグの側から協会会員に伝わることを極度に恐れたためでしょう。しかし、役員には会員に知らせる義務があります。
 怠れば、支部協会の役員は、その片棒を担いでいることになります。
 
 私がこんなことを暴露するのも、現在、いまだ反省の気配無く、日本中の協会会員の中にペタンク愛好家の仲間割れの状況を生み出しているからです。
 この状態は、各県協会の役員さんの見識によって状況を変える必要があります

 実状を皆さんに認識していただいて、ペタンク愛好家同士がいがみ合うような状態を日本協会の姿勢として正していただく必要があります。
 いがみ合いの原因が、日本協会の山崎、北林両氏によって行われる支部役員の操作に原因があることを知って、各協会の責任者らが、良識をもって正すべき問題だと考えます。

 この背任行為の現実の前には、公認球問題も、隠れ蓑としてしまうような意味があります。公認球問題には、まだ、協会の運営を円滑にする資金源の確保という点でわからないでもない点があるのですが、この裁判敗訴は、山崎氏のFJPサービスセンターが日本ペタンク協会の理事長と同一人物運営されている。という癒着しすぎた構図は解消するべきでしょう。また、山崎理事長から協会が借りているとされる借金問題が協会を私物化した運営に絡んで増加してくることを、どのように説明されるか注意する必要があります。
 
 
協会の役員さんや代表会員さんたちは、たいへんなことになることが明白です。過去の役員の人選を見て監事が全く機能していない人選であったことも、奇妙に印象に残って浮かび上がってきます。
 日仏文化協会時代からの大学の先生方の役員がすべて退会されたのも、説明では「仕事を分担してもらえない方には止めていただいた」ということでしたが、実状は「S&L社との裁判の状況を知っている役員には辞任してもらった」というのが本当のところではなかったかと想像できるのです。

 
村瀬理事長時代には、会長に堀江史朗氏(元NHK文芸局長、元博報堂副社長)、副会長に前田充明氏(元文部省体育局長、全国大学体育連合会会長)など社会的に立派な方々が役員としてペタンクの健全な発展のために貢献してくれました。

 愛知県全域に、すばらしいフランスのスポーツ、ペタンクの楽園を築こうとした私の夢は、日本ペタンク協会と愛知県ペタンク協会という名前の上では潰え去った。ということになります。

 控訴人作成の裁判の『準備書面』の末尾に書かれていたことが、この問題を明確に伝えているように思いますのでお伝えしておきます。(原文のまま)

 (略)、山崎が日本ペタンク協会の運営につきたとえ百万言を用いたとしても、自ら控訴人に対し現実に行った不法行為(背任行為)が消える訳ではない。

 かえって、かかる背任行為を行った山崎が日本ペタンク協会につき如何にもっともらしいことを主張しても、その信用力に疑いをはさむ余地なしとしない。

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