テラン設営について
広い会場に少ないチーム数であればテランを設営する必要もないが、それほど広くない会場で、多くのチームを受け付けて競技会を行うときは、テランを設営する必要がある。
1つのテランは最低3m×12mで長方形が連なった状態で設営されても構わないので、設営作業はそれほどたいへんな作業ではない。
連ねて設営したテランの外側に、1m離して線を引いてすべてのテランを囲むと、それが無効ラインになる。 カレドヌール(上位チームが対戦する観客席つきのテラン)ではそのような無効ラインを設営するが、一般参加者が対戦するテランは3m×12mを1本の線で囲った状態で連結して設営すればよい。
このように設営した場合、隣のテランに侵入したブールはすべて無効になる。
ただし、ビュットが侵入すれば、浸入したビュットの位置が、連なったテラン内であって投球円から20m以内なら有効であるため、その侵入したビュットに向けて、投球がおこなわれることになる。
それ以前に侵入していたブールはなんの関係もない。したがって、侵入した時点で取り除いておくことが大切である。
日本では、正しくテランを設営して競技をすることが少ないが、フランスの競技会では、このようにテランを 設営するのが普通である。
テランを設営して競技をすると、無効ラインを利用して、ライン外に相手のブールをはじき出し一度に大量得 点を得る作戦が多くなって、競技がダイナミックに展開する。

3m幅のテランでは、ビュットが有効に投げられる幅が1mしか無いではないかという質問を受けることが あるが、ビュットの投げ直し3回までの規則は、こんなテランのためにあると考えてよい。
とても、そんな幅では有効にビュットが投げられないテラン(フランスではしばしばある)では、審判員が認めれば、50cm以内に投げることが可能になる。傾斜面や、いしころだらけで幅3mでは有効範囲にビュットを投げることがたいへん困難になる。そんな場合に適用される。