明解ペタンク競技規則
日本ペタンクリーグ採用競技規則
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国際ペタンクプロヴァンサル連盟IT公開目次リンク版に完全準拠

一般規則
第1条 対戦の仕方
第2条 競技用ブール(ボール)の特性、直径と重さ
第3条 リサンス(ライセンス)
第4条 破損したビュット(目標球)ブールの交換
競  技
第5条 テラン(コート)と大きさ
第6条 競技開始地点と制限されること
第7条 距離に必要な条件
第8条 投げたビュットの位置についての判断
第9条 ビュットの無効について
第10条 障害物除去などの制限
第11条 自然現象や、人、動物によって動いたビュットやブールの処置
第12条 他のテランヘビュットが移動したとき
第13条 競技中にビュットが無効になったときの得点
第14条 止められてしまったビュットの処置
第15条 ビュットが無効になったときの投球円
ブール(ボール)
第16条 最初の投球とその後の投球
第17条 選手のマナー観客のマナー
第18条 止められたり方向を変えられたブールの処置
第19条 無効ブール
第20条 ブールが止められたときの処置
第21条 競技進行と投球時間
第22条 自然条件や人によって動かされたブールの処置
第23条 間違えて他人のブールを投げたときの処置
第24条 無効投球で生じた結果の処理
ポワン(得点)と測定
第25条 測定のためにブールを取り除くときの注意
第26条 測定について
第27条 得点を数える前に動かしたブール
第28条 測定中に動かしたビュットやブール
第29条 ビュットから同距離の位置にあるブール
第30条 測定に際して付着物の排除
第31条 トラブルが発生した時のマナー
選手の規律
第32条 欠場エキップ(チーム)や選手の扱い
第33条 遅刻した選手の扱い
第34条 選手変更
第35条 天候による競技進行の判断と不在選手の取り扱い
第36条 賞を分け合うことの禁止
第37条 非行選手の処分
第38条 審判員の義務と権限の実行
第39条 競技会を構成する競技委員会と裁定委員

 

一 般 規 則

第1条 対戦の仕方
ペタンクは三人対三人(トリプレット)、および二人対二人(ドゥブレット)、一人対一人(テタテット)で対戦するスポーツです。
各選手の持ちブールは、トリプレットでは2個。ドゥブレットとテタテットでは、3個ずつを使用します。
これ以外の対戦方式は禁止されています。
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第2条 競技用ブールの特性、直径と重さ
ペタンクの競技会では、国際ペタンクプロヴァンサル連盟
(以下F.I.P.J.Pと略記)が公認したブールを使用し、次の規格に適合していなければいけません。
(a)ブールは金属製であること。
(b)ブールの直径は7.05センチメートル以上8センチメートル 以下であること。
(c)ブールの重さは650グラム以上、800グラム以下であって、メーカーのマークと重さが刻印され容易に判読できること。
(d)鉛や砂など入れて重さを変えたブールは使用できません。
F.I.P.J.Pが製造を承認したブールの仕様に、手を加えるなどの改造はできません。
メーカーが規定した硬さを変えるためにブールを再加熱することは禁じられています。
ただし、ブールの製造に際して、選手のイニシャルや、いろいろなロゴや、社名を刻むことは認められています。
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第2条の補足1
競技会で、前条の(d)に違反した選手とそのエキップ(チーム)の選手は、直ちに失格となります。
このとき、次の二つのことが起こり得ます。
 1)手を加え改造したブールのとき:
   これに違反した選手は、競技委員会の処罰とは別に、 規定に定める期間の選手登録ができません。
 2)再加熱をしたブールのとき:
   これに違反した選手は、2年間の選手登録が抹消され、3年以上5年以下 の国内(ナショナル)および国際(インタナショナル) 競技会への出場を停止されます。

上記の 1)2)が借りたブールであったとき、そのブールの所有者も2年間は選手登録ができません。

次のときは、ブールを取替えます。
検査に合格したブールで、再加工されていなくても、すり減ったり、製造工程での不良が見つかったとき。また、前条の (a) (b) (c) の項目に該当しても、コントロールバランスの機器検査に合格しないと、選手はブールを取り替えなければなりません。
両エキップの選手は、お互いのブールが(a) (b) (c) について適合しているかどうかを競技開始前に確認して、抗議が必要なときは、競技の開始前にします。
(d) の項目についての抗議は、メーヌとメーヌの間ならいつでもできます。しかし、第3メーヌ以降は、ブールについての抗議に根拠が無く、違反でなければ、抗議したエキップは相手エキップに3点を与えます。
検査のために、ブールが切断されたとき、そのブールが正しいブールであれば、持ち主は、代わりのブールを請求できます。しかし、不当な損害賠償は請求できません。
審判員や競技委員は、競技の途中であっても、選手が使っているブールを検査することができます。
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第2条の補足2
ビュットは木製で、直径が2.5センチメートル以上3.5センチメートル以下です。
ビュットは何色であっても着色することが認められます。
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第3条 リサンス(ライセンス)
競技会に出場したとき、選手は、競技の開始前にだけ、審判員あるいは対戦相手の求めに応じて、リサンス(LICENCE)を見せる必要があります。
リサンスは、F.I.P.J.Pの管理規定に従って作成され、登録者本人の写真が貼られて、サインされていなくてはなりません。
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第4条 破損したビュットやブール(ボール)の交換
競技中にビュットおよびブールの取り替えはできません。ただし、次のときは取替えが認められます。
 a)ビュットあるいはブールを紛失したとき:
   探す時間は5分以内とします。
 b)ビュットあるいはブールが割れたとき:
   最も大きい断片を、割れたブールやビュットの位置とします。
   投球するブールがまだあるときは、対象となる断片の位置を測定して、す   ぐに、同じか、または、同じようなブールまたビュットと置き換えます。
その選手は次のメーヌから、他のセットのブールを使うことができます。
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競 技

第5条 テランとサイズ
ペタンク競技は、さまざまなテランで行われます。
競技委員会あるいは審判員によりテランを指定されたときは、指定のテランで対戦します。
国内選手権大会や国際競技大会においては、最低、幅4メートル、長さ15メートルのテランを使用します。
日本ペタンクリーグの委員会は、その他の競技会におけるテランの縮小を承認しますが、3メートル×12メートル以下にはしないようにします。
競技は13点を取るまで争われます。
ただし、プールあるいはカドラージュでは、11点とすることができます。
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第6条 競技開始地点と制限されること
主催者からテランの指定が無いとき、どちらかのエキップがテランをえらび最初にビュットを投げるのを決めるために、くじ引きをします。
くじに勝ったエキップの一人が、スタート地点を決めて、選手の両足が十分に入る大きさの投球円を描きます。この投球円は、測りはしませんが直径35センチ以上50センチ以下に描きます。投球円を描く場所は、障害物や禁止地域との境界から1メートル以上の距離があること。テランが区画されていないときは、他の投球円から最低2メートル以上離れていなければなりません。
ブールを投げる時は、両足を投球円内に入れ、線を踏んだまま投げてはいけません。投げたブールが地面に落ちる前に足が投球円から出たり、地面を離れないようにします。
どんな身体の部分も投球円の外の地面に触れてはいけません。
下肢に障害のある選手は、競技委員会の許可を受けて、投球円の中に片足だけ置いて競技ができます。
車いすの選手は、投球円が両輪の中央で、足置きが投球円の先端にくる位置から投球します。
ビュットを投げた選手が最初にブールを投げなくてもよろしい。
テランを指定されたエキップは、審判員の許可なく他のテランに移ってはいけません。
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第7条 距離に必要な条件
投げられたビュットは、次の条件に適合していれば有効です。
1)ビュットと投球円の距離が下記の通りであること。
 <ミニム11歳まで>4メートル以上8メートル以下
 <カデ12歳から14歳>5メートル以上9メートル以下
 <ジュニア15歳から17歳・シニア18歳以上>6メートル以上10メートル以下(注:年齢は注記。選手権派遣は満年齢が該当します)
2)投球円が障害物や禁止地域から1メートル以上離れていること。
3)投げたビュットの位置が障害物や禁止地域から1メートル以上離れていることが必要です。
4)両足を投球円に内接させて、まっすぐに立ってビュットが見えること。
ビュットが見える、見えないについて判断しにくいときは、審判員の判定に従います。
第2メーヌ以後は、前のメーヌが終了した時のビュットの位置を中心に投球円を描きます。しかし、次のときは例外とします。
(a)投球円を描く位置が、障害物または禁止地域の境界から1メートル以内になったとき。
(b)ビュットを規定の有効距離に投げられないとき。
上記のうち(a)のとき、選手は投球円を障害物または禁止地域との境界から1メートル以上離れた位置に描きます。
(b)のとき、選手は前のメーヌを展開した延長線上でビュットを最大の有効距離(10メートル)に投げられる位置まで後退できます。 
これは、ビュットを投げる方向に最大の有効距離が取れないときだけ後退できます。
投げたビュットが前項の1)2)3)に規定した条件にならないときは、3回まで投げ直すことができます。3回投げても規定の条件に入らないときは、ビュットは相手エキップが投げます。
ビュットを投げることになった相手エキップは、同じように、3回までビュットを投げることができます。そのときは、投球円の位置を後退させることができます。
相手エキップも3回投げて成功しなかったとき、ビュットは最初のエキップに戻りますが、投球円の位置はもう移動できません。
ただ、初めにビュットを投げる権利を得ていたエキップが最初にブールを投げます。
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第8条 投げたビュットの位置についての判断
投げたビュットが審判員、選手、観客、動物、その他の動く物体により止められたときは無効として、投げた回数には数えず、投げ直しをします。
ビュットに続けて最初のブールを投げた後でも、対戦相手は、ビュットの規定の位置について抗議ができます。抗議が正しいと認められたとき、ビュットと最初のブールは投げ直します。しかし、対戦相手もブールを投げてしまった後では、ビュットは規定の位置にあるものとして競技を続け、その後の抗議は認められません。
ビュットを投げ直すのは、両エキップが、投げられたビュットの位置を無効と判断したときか審判員が無効と判定したときに限ります。
ビュットを投げたエキップが勝手にビュットを無効と判断して投げ直すことはできません。相手エキップがビュットのあった位置を有効だったと主張したとき、最初にビュットを投げたエキップは、ビュットを投げ直す権利を失います。
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第9条 ビュットの無効について
ビュットが次の6項目にあてはまるときは無効となります。
 1)ビュットの位置が第7条に規定する有効な距離に入らなかったとき。
 2)メーヌの途中で、いったん禁止地域に入ったビュットが有効区域に戻ってきてもそのビュットは無効です。
ビュットが有効区域との境界の上や無効ラインの上にあるときは有効と判断します。
ビュットが有効区域との境界や、無効ラインを完全に越えたときだけ無効になります。
ビュットが浮かぶ深い水たまりは禁止地域とします。
 3)ビュットが移動して見えなくなったときは無効です。
しかし、ビュットがブールの後ろになって見えないときは有効です。
審判員は、ビュットの状態を確かめるため、一時的にブールを取り除くことができます。
 4)ビュットが投球円の先端から20メートル以上離れた位置に移動したとき、あるいは3メートル以内の位置に移動したときは無効です。
 5)移動したビュットが見つからないときは探す時間は5分以内とします。
 6)投球円とビュットの間に禁止地域があればビュットは無効とします。
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第10条 障害物除去などの制限
競技テラン内の障害物を、取り除いたり、踏みつぶしたりすることを禁止します。
しかし、ビュットを投げる選手は、投げる前に手持ちのブールで3回まで地面をたたいてブールを落とす場所を探すことができます。
また、投球する選手や同エキップの選手は、前の投球のブールによってつけられたくぼみをひとつ埋めることができます。
上記の規定に違反したときは、次のいずれかの罰則が適用されます。
 1)警告
 2)最後に投げたブールの取消し。
   まだ投げていないときは、これから投げるブール1個の取消し。
 3)違反エキップの失格。
 4)両エキップが共謀して違反したときは、両エキップ共に失格。
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第11条 自然現象や人、動物によって動いたビュットやブールの処置
メーヌの途中でビュットが、木の葉、紙くずなどに隠れて見えなくなったときは、ビュットの位置にマーキングしたのち、これらの障害物を取り除きます。
風や地面の傾斜などによりビュットが移動したときは、マーキングされていれば元の位置に戻せます。
ビュットが審判員、選手、観客、動物などの動く物体や、他の競技中のブールやビュットにより偶然、動かされたときも元の位置に戻せます。
トラブルを避けるために、ビュットには必ずマーキングをします。マーキングされていないビュットやブールについては、どんな抗議も認められません。
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第12条 他のテランヘビュットが移動したとき
メーヌの途中でビュットが他のテランに移動したとき、第9条の規定に違反しなければ移動したビュットは有効です。このビュットを使用中の選手は、ビュットが進入したテランのメーヌが終わるまで忍耐と穏やかな態度で待たなければなりません。
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第13条 競技中にビュットが無効になったときの得点
メーヌの途中でビュットが無効となったとき、次の判断をします。
 a )両エキップにブールが残っているとき、そのメーヌは無効です。
 b )一方のエキップにしかブールが残っていないとき、残っているブールの数が、残しているエキップの得点になります。
 c )両エキップに手持ちブールが1個も無いとき、そのメーヌは無効になります。
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第14条 止められてしまったビュットの処置
1)当てられたビュットが観客または審判員に止めれたとき、ビュットが停止した位置を有効とします。
2)当てられたビュットが、選手により止められたとき、ビュットを止めた選手の相手エキップは次のうちいずれかを選びます。
 (a)ビュットを停止した位置のままにします。
 (b)ビュットを元の位置に戻します。
 (c)ビュットを元の位置から止められた位置を結んだ延長線上の任意の地点に置く。この任意の地点は、メーヌが続行可能な有効区域内であることが必要です。
(b) (c)はビュットにあらかじめマーキングしてあったときだけ適用できます。
マーキングしてなかったとき、ビュットが止められて停止した位置を有効とします。
ビュットが当てられて禁止地域に入ってから、有効区域の中に戻ってきたとき、このビュットは無効として、第13条を適用します。
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第15条 ビュットが無効になったときの投球円
メーヌの途中でビュットが指定テランの外に移動したとき、次のメーヌでは、第7条に基づきビュットが移動する前にあった位置に投球円を描きます。
 1)投球円は障害物あるいは禁止地域から1 メートル離れていること。
 2)ビュットを規定の有効距離に投げられること。
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ブール(ボ ー ル)

第16条 最初の投球とその後の投球
くじ引きなどで勝ったエキップ、あるいは前メーヌでの勝ちエキップが最初のブールを投げます。
選手は、ブールを寄せるためや着地点を示すために、どんな物の助けも借りてはいけません。地面に線や溝などもつけてはなりません。
持ちブールの最後のブールを投げるときに、もう一方の手に余分なブールを持つことはできません。
ブールやビュットを濡らしてはいけません。
第1投目のブールが禁止地域に入ったとき、次は相手エキップがブールを投げます。このブールも禁止地域に入ったとき、有効区域の中にブールが残るまで両エキップが交互に投げます。
ティールや、ポワンテでも結果的にティールになって、有効区域内にブールが1個も残っていないとき、それらのブールは無効とし、第29条の規定に従って、ティールしたエキップが次の投球をします。
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第17条 選手のマナー観客のマナー
選手がブールを投げるとき、観客や相手エキップの選手は静粛にしていなければなりません。
相手エキップの選手は、歩きまわったり、声高に話したりしてはいけません。ブールを投げようとしている選手の妨げになるようなことをしてはいけません。
ただし、味方エキップの選手だけはビュットと投球円の間に入ることができます。
相手エキップの選手は、ビュットの後方、あるいは投球しようとする選手の後ろ側に位置し、どんなときも競技の方向に対して横か奥に2メートル以上離れています。
この規定を守らない選手は審判員の警告を受けますが、その後も同様の行為を繰り返したとき、失格になることがあります。
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第18条 止められたり方向を変えられたブールの処置
ブールの投げ直しは認められません。
ただし、投球円とビュットの間で、他のテランから進入したビュットやブール、動物その他の動く物体によって、ブールが止められたり方向を変えられたときは投げ直しをします。また、第8条に該当するときも投げ直しをします。
競技中に投球練習をしてはいけません。
主催者によってテランが指定されたとき、ビュットはテランの枠の内側に投げなければなりません。
メーヌの途中で、指定されたテランのテラン枠の外に出たブールおよびビュットは、第9条および第19条の規定以外のときは有効です。このとき、次のメーヌは、使用していた指定されたテランで行います。
テランの周りの板などの囲いは、無効ラインから30センチ以上離れていなければなりません。
無効ラインとテラン枠の間隔は、最高4メートルです。この規定は、決勝戦などで使用されるカレドヌール(特設テラン)に適用されます。
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第19条 無効ブール
禁止地域に入ったすべてのブールは直ちに無効にします。
有効区域の境界にまたがっているブールは有効です。
有効区域の境界や無効ラインを完全に越えてしまったときに無効とします。
いったん禁止地域に入ったブールが地面の傾斜により、あるい障害物に当たったことで有効区域に戻ってきたときも無効です。そのブールは直ちに取り除き、そのブールに動かされた他のブールは元の位置に戻します。
取り除かずに次のブールが投げられたとき、無効ブールも有効ブールになります。
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第20条 ブールが止められたときの処置
投げたブールが、観客や審判員に止められたとき、ブールが停止した位置を有効とします。
投げたブールが、投げたエキップの選手に止められたときは無効です。
ポワンテしたブールが、相手エキップの選手に止められたとき、ポワンテした選手は、ブールが停止した位置のままとするか、投げ直すかを選びます。
ティールしたブールまたはされたブールが、選手によって止められたとき、止めた選手の相手エキップは次のうちのいずれかを選ぶことができます。
 (a)ブールが停止した位置のままにしておく。
 (b)当てられたブールまたはビュットがあった地点から、動かされて止まった位置を結んだ延長線上の任意の地点に置く。ただし、動かされたビュットやブールにはマーキングされており、有効区域内になければなりません。
選手が、有効区域で動いているブールを故意に止めたとき、止めた選手だけでなくそのエキップも、続行中の試合をただちに失格とします。
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第21条 競技進行と投球時間
ビュットを投げた後、1分以内にブールを投げます。
この規定時間は、投げたビュットまたはブールが停止してから計りますが、得点の確認のために測定が行われたときは、測定が終了した時から計ります。
各メーヌの終了後に次のメーヌのビュットを投げるときもこの規定が適用されます。この規定時間を守らないときは、第10条に示された罰則が適用されます。
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第22条 自然条件や人によって動かされたブールの処置
いったん停止したブールが、風や地面の傾斜によって動いたときは、元の位置に戻します。
選手、審判員、観客、動物その他の動く物体によって、ブールが偶然動かされたときも元の位置に戻します。
トラブルを避けるために、ブールやビュットにはマーキングをしなければいけません。
マーキングをしていないブールやビュットについて抗議することは認められません。審判員はブールやビュットが移動した位置で判定をします。
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第23条 間違えて他人のブールを投げたときの処置
選手が自分の使用ブール以外のブールを使ったときは警告を受けます。このとき、すでに投げたブールは有効ですが、位置を明確にして直ちに自分の使用ブールと取り替えます。
同じ試合中に、同じ選手が同じ違反をしたとき、その選手が投げたブールを無効にします。そのブールによって動かされた他のブールやビュットを元の位置に戻します。
ブールの付着物は、投球前に取り除きます。これに違反したときは、第10条に示された罰則が適用されます。
メーヌが終了する前にブールを拾い集めてはいけません。
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第24条 無効投球で生じた結果の処理
規定の条項に違反して投げたブールは無効とし、そのブールが動かしたものは、すべて元の位置に戻します。
ただし、相手エキップは、アドバンテージを宣言して、無効投球の結果を有効にすることができます。
従って、無効投球でポワンテやティールをしたブールは有効となり、動かされたものの位置もすべて有効になります。
ビュットを投げた投球円以外の投球円から投げたブールも無効です。
ビュットを投げるエキップは、使用する投球円付近のすべての投球円を消すことが大切です。
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ポイントと測定

第25条 測定のためにブールを取り除くときの注意
測定にじゃまになるブールや障害物は、マーキングをして一時的に取り除くことができます。測定が終了したらすぐに、マーキングした位置に戻します。
障害物を取り除けないときは、コンパスを使用して測定します。
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第26条 測定について
測定は、最後にブールを投げた選手か同じエキップの選手が行います。
測定の結果に疑いがあるとき、相手エキップは測定を、し直すことができます。
メーヌの途中であっても審判員に判定を依頼することができます。審判員の判定は絶対です。
測定には適切な器具を用い、各エキップが一つずつ持つようにします。
足での測定は禁止します。この規定を守らない選手は審判員の警告を受け、失格になることもあります。
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第27条 得点を数える前に動かしたブール
メーヌが終了して、得点を数える前に動かしたマーキングの無いブールは無効になります。この場合は、どんな抗議も認められません。
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第28条 測定中に動かしたビュットやブール
選手が測定中に、ビュットあるいは測定対象のブールを動かしたとき、相手エキップのブールが近いものとします。
審判員が測定中にビュットあるいはブールを動かし、再度測定した結果、初めは得点していたと思われたブールが得点を失ったとしても、審判員の判定には従わねばなりません。
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第29条 ビュットから同距離の位置にあるブール
それぞれ別のエキップに属する2個のブールが、ビュットから同じ距離であるかビュットに接触しているとき、両エキップ共に持ちブールがなければ、このメーヌは無効となり、前のメーヌで勝ったエキップがビュットを投げてメーヌをやり直します。
一方のエキップにしかブールが残っていなければ、このエキップが残りのブールを全部投げて、最終的に相手エキップの最も近いブールよりも、より近いブールの数を得点としてメーヌを終わります。
両エキップにブールが残っているときは、最後にブールを投げて同距離にしたエキップが先に投げ、状況が変わらなければ、次に相手エキップが投げます。以後、いずれかのエキップが得点を取った状況になるまで交互に投げます。
メーヌが終了したとき、有効区域内にブールが1個もないとき、このメーヌは無効になります。
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第30条 測定に際して付着物の排除
ブールあるいはビュットに異物が付着したとき、測定して得点を決める前に、付着した異物を取り除きます。
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第31条 トラブルが発生した時のマナー
すべての抗議は審判員に申し出ます。
試合終了後の抗議はいっさい認められません。
参加エキップは、相手のエキップが(リサンス・ブール・テラン番号など)条件を満たしているか確認する責任があります。
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選手の規律

第32条 欠席エキップや選手の扱い
試合の組合せを決め発表するとき、参加選手はその場所に集合していなければなりません。
組合せの発表後、15分たってもテランに現れないエキップは、相手エキップに罰則として1点を与えます。15分経過した後は、5分ごとに1点ずつ与えます。
この罰則は組合せ発表後の競技中に、正当な理由なしに競技を中断したときにも適用されます。
組合せ発表後、1時間を過ぎてもテランに現れないエキップは不戦負になります。
選手が全員そろっていないエキップは、不在選手を待つことなく競技を開始することができますが、不在選手分のブールを使用することはできません。
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第33条 遅刻した選手の扱い
不在選手がメーヌの途中でテランに現れたとき、実行中のメーヌには参加できません。ただし、次のメーヌからは参加できます。
不在選手が試合開始後、1時間以上経過してから現れたとき、実行中の試合に途中から出場することはできません。
不在選手の属するエキップが勝ったときは、前もって出場選手名を登録してあったときに限り、次の試合から参加できます。
競技大会がプール(予選)から始まるとき、第1回戦の結果がどうであれ、第2回戦から参加できます。
メーヌの開始は、ビュットが規則に従って投げられ、有効区域内にあるときとします。
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第34条 選手変更
他のエキップに登録されていない選手なら、ドゥブレットでは1選手、トリプレットでは1もしくは2選手の変更を、競技開始の時間前に行なうことができます。
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第35条 天候による競技進行の判断と不在選手の取り扱い
雨その他の不可抗力により競技の続行が困難になったときは、審判員の判断により競技を中止したり取り消すことができます。
新たな試合(2回戦・3回戦…)が開始されていて前の試合が終わっていないときでも、審判員は競技委員会の意見を採択した後、大会の円滑な運営に必要な判断をし、すべての決定をくだすことができます。
選手は、審判員の許可なく試合を抜けたり、テランから離れることはできません。この規定に違反したときは、第32条および第33条の規定が適用されます。
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第36条 賞を分け合うことの禁止
賞金・賞品を分け合うことを厳しく禁じます。
決勝戦はもとより、すべての試合において、観客、競技関係者、審判員などに対して、スポーツマンとしてあるまじき態度をとった選手およびそのエキップは競技失格とします。
失格したエキップの成績は認められないことがあります。また、ときにより第37条が適用されます。
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第37条 非行選手の処分
大会関係者、審判員、他の選手、観客などに不当な行為や暴力をふるった選手には、その程度により次の一つないし二つ以上の罰則が適用されます。
 1)競技失格。
 2)ライセンスの取り消し。
 3)賞金、賞品の没収または返還。
上記の選手に適用される罰則は、ときによりエキップ全体にも適用されることがあります。
上記 1)と 2)の罰則は審判員が裁定します。3)の罰則は、競技委員会により48時間以内に作成され提出された報告書により、各委員会の代表が判断し決定します。
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第38条 審判員の義務と権限の実行
審判員には、競技規則および委員会規定が守られているか否かを監視する義務と権限が与えられています。
審判員は、判定に従わない選手あるいはエキップを競技から失格させることができます。
ライセンスを有する観客が招いた不祥事は、審判員が競技委員会に報告し、競技委員会が裁定します。
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第39条 競技会を構成する競技委員会と裁定委員
この競技規則に規定されていない事項については、その裁定を審判員にまかせ、審判員は適宜、競技委員会の意見を参考にして決定します。
競技委員会は3名以上5名以内で構成します。
選手は上半身裸であったり、素足であったり、他人に不快な感じを与える服装で競技に参加してはいけません。この規定を守らない選手は、審判員の警告を受けます。警告後も改まらないときは、競技失格になります。
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