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師 匠「ペタンクは、90年以上もの歴史がある、フランスの金属ボールを使った国民的なスポーツだよ。」
中学生「へー、知らなかった。」 師 匠「フランスでは、7歳から77歳のスポーツといわれている。つまり、子どもからお年寄りまで一緒に競技ができるスポーツなんだ。日本では80歳すぎてもペタンクしてる人がいるよ。」 中学生「そんなのスポーツじゃないよ。」 師 匠「サッカーや柔道のように激しく体力を使うスポーツをスポーツだと考えたらペタンクは確かに変なスポーツだな。でも、毎日、運動不足ぎみな生活をしてる人にとっては、ペタンクのように、だれでも、だれとでも、どこでも、いつでもできる手軽なスポーツの方が適している。 体力に応じた体の動きでゲームができるんだ。しかも勝ち上がれば日本のゴルフのように多くはないけど賞金が手に入る・・・」 中学生「えっ!賞金だって?」 師 匠「そう、フランスでは賞金だ。参加費も30フラン(約600円)が決まりだが、2回も勝てば倍額になる。スポンサーが必ずつくし、市や町の観光課がヴァカンス中の人たちを目当ての宣伝をして大会を企画してる。」 女子大生「へー、今年の夏フランスへ旅行したけど、見たことないですよ!」 師 匠「ヴァカンス中なら南フランスに行ってごらん、あちらこちらで毎晩のように大勢が集まってやってるよ。」 女子大生「えっ!夜やるスポーツなの?」 師 匠「夜だけとは限らないが、夏のヴァカンス中は、夕方から始まって真夜中までやることの方が多いな。日が暮れるのが10時近くだ。」 女子大生「本当に夜が長かったね。でも、照明設備があるペタンク会場ってあったかなー?」 師 匠「日本のグラウンドを考えてるな。会場の多くは公園の通路や空き地のようなところだ。村や町にペタンク広場がある。でも、場所は、丘の上だったり、館の中庭だったり、海岸端だったり、いろいろだ。地元の人に聞かないと分かりにくい場所が多い。裸電球を並べてつり下げただけの照明でやってるところが多いんだ。会場の雰囲気はすっごくロマンチックだよ。日本で盆踊り大会をやるような感覚で、家族で参加して夜更けまで楽しむ人たちが多いな。どんな大会でも、100チームぐらいは集まっている。フランスの家族がとても親密なのはペタンクがあるからではないかと思うことさえある。」 topへ戻る ペタンクって難しいの?師 匠「それが、すっごく簡単なんだ。でもフランスの子どもはペタンクを始めると、エコールデプール(ボール競技の塾)へ通う。金属の玉を使うスポーツだから、教育指導員にマナーを教わる。やりたいペタンクの塾だから、よろこんで参加している。」 |
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| マルセイユ市の夏の恒例大会マルセイエーズは世界一の参加者を誇る。その中で開催されるジュニアのオランジーナ大会決勝戦風景。 | ||||||||||||
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| 南フランスでの一般的な大会風景。気楽なスタイルで参加している。 | ||||||||||||
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| 南フランスコートダジュール カンヌのダブルス大会風景。 女子はダブルス大会が多い。 実力レベルは非常に高い。 |
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| フランスジュニア選抜チームを監督する教育指導員。スコアをつけて競技を観戦する。競技中は口は出さない。 記録を示しながら、指導をする。 |
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